「自分の気持ちがよく分からない」と話される方は、とても多くいらっしゃいます。でも、それは決して珍しいことでも、おかしなことでもありません。
私たちは日々、仕事や家庭、人間関係の中で「こうあるべき」「期待に応えなければ」と考えながら過ごしています。その時間が長く続くと、自分が本当は何を感じ、何を望んでいるのかが見えにくくなることがあります。
カウンセリングでは、すぐに答えを探すことよりも、「今、どんな気持ちが少しでもあるだろう」と、一つひとつ丁寧に言葉にしていくことを大切にします。「悲しい」「寂しい」「安心した」「ほっとした」。そんな小さな感情に気づくことが、本当の自分を取り戻す第一歩になるからです。
気持ちは、無理に見つけようとするものではなく、安心できる場所で少しずつ育っていくものです。もし今、自分の気持ちが分からなくても焦る必要はありません。あなたの心の声は、きっとこれから少しずつ聞こえてきます。その声を大切に受け止めながら、自分らしい一歩を歩んでいけたらいいですね。




